今回は、工学部・交通機械工学科のシステム制御研究室を 2001年3月に卒業されました、藤井剛司さんを紹介します。
◆ 職 歴
卒業当初は別の会社でハードウェアの開発・製造をしていましたが、4年ほど経ったときに卒業研究の指導をしていただいた岩佐先生の紹介で、今の会社で営業を担当するようになりました。
◆ 仕事について
提案型のシステム(マークシートとソフトのセット)販売をやっているので、お客様の要求に合わせてシステムをカスタマイズ(ソフトウェアの設定や設計を調整してお客様の好みに合うように作り変えること)しますので、問題が解決できて、お客様に喜んでいただけたときに、大きな喜びややり甲斐を感じます。
2011年2月10日の日経産業新聞(全国版) 1面の連載記事、『強い大学』第5部 加熱する受験生争奪戦3 『入試業務委託、速く安く』という見出しで、ある都内の私立大学が入試全体の採点・得点集計業務をスキャネットに委託して、低コストで教員の負担を軽減、素早く詳細な結果を出せたということが新聞で紹介されました。
また、本学の機械工学科では、名刺サイズの出席カードを使った出席管理システムを導入していただき、学力向上と離学率減少のお役に立っています。
現在、大阪営業所勤務ですが、努力の甲斐あって全社でトップセールスとして頑張っています。
◆ 大学時代の思い出
卒業研究の発表前は辛かったですが、卒業研究を頑張ったこと、研究室仲間と海に行ったり飲み会をしたことが楽しい思い出で、現在も仲間との交流が続いています。
◆ 大学や校友会に望むこと
今の学生さんに対しては、社会人になってから何とかなると思っていても、何ともならないので、とにかく大学ではしっかり勉強をしておいてほしい。
先生方も、何とかして学生のレベルを向上させるようにもっと努力してほしいです。 例えば、授業の終わりにはその日の講義確認テストをし、大学院生のTA(Teaching Assistant)が採点して素早く返してあげるようなことをすれば、毎回大変ですが学生との信頼関係も生まれ、全体的に学生の質向上に繋がるのではないでしょうか。 学生も授業が解るようになればもっと授業が楽しくなると思うのです。 また、キャリアセンターが企業にアンケートを行って、その結果を授業にフィードバックするようなことも有効だと思います。
校友会に対しては、校友会員が集まれるような企画を考えてみてはどうでしょう! 東京や大阪などの校友会員が多いところで卒業研究などの研究発表会を開催して、OB・OG、教員や学生との交流の場を校友会が考えて企画するのはどうでしょうか?
◆ 趣 味
海釣りです。 和歌山方面まで行ってます。
これからも益々ご活躍されることをお祈りいたします。 (レポーター: IT部 福井義員) |