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キックボクシング中嶋平八1ラウンドTKOで勝利

開催日:
2014年2月16日
開催地名:
後楽園ホール

詳細

                  ≪WBCムエタイ日本フェザー級次期挑戦者決定戦3分5R≫

 

日  時    平成26年2月16日(日) 16時45分開場  17時試合開始

場  所    後楽園ホール

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【試合予想】

 頭部のケガで欠場の続いていた羅紗陀。しかし昨年9月の藤牧孝仁戦で2年ぶりに復活。ブランクの影響で試合勘の鈍りが懸念されたが、引退試合(2010年8月)の相手を務めた3階級王者・櫻井洋平(現NJKFスーパーバイザー)の真王杯を彷彿とさせる、鋭く殺気あるヒジでわずか88秒のTKO勝ちを収めた。かってのスピード、殺傷力が落ちていないことを示してみせた羅紗陀だが、試合があまりにも短時間で終わってしまったため、試合勘の戻りに関してはまだ不明な点が残されていることは否めない。

 一方、中嶋は羅紗陀が櫻井と戦った大会で米田貴志を撃破し、NJKFフェザー級王座を獲得。その後はムエタイの壁に阻まれることもあったが、苦い経験も糧とし力に変え、昨年9月にISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王座決定戦で判定勝利。世界王者となり、羅紗陀との大物日本人対決を迎える。

 羅紗陀は「行ける」と踏めば藤牧戦のような短期決戦を仕掛ける可能性があるだろうし、逆に羅紗陀が欠場していた2年の間に強豪と豊富に5戦を経験してきた中嶋は、中・長期戦となれば有利となるだろう。好戦的で距離の設定も合う2人だけに、好勝負の予感が戦前から漂う。 

   
中嶋平八(ISKAムエタイ世界スーパーフェザー級王者)誠至会所属 
『コメント』   

 しばらくキックボクシングぼくというか、蹴りも使って全体的に練習していたんですけど、やっぱり自分の武器としてはパンチだと思うので、今年はそこを伸ばして魅せられる試合が出来ればと考えています。だんだんパンチの距離とキックの距離が分かってきたので、その分パンチを活かすことのできる距離が分かってきたかなと思います。

 羅紗陀選手は僕がキックを始めた時から名前が知られている選手なので、そういう人と試合が出来るのは楽しみです。以前から強いなと思っていました。僕の中のイメージとしては硬そうかなという気がしています。パンチやキック、体もガッチリしていて、全体的に1つずつが重くて硬い攻撃だと思います。タイ人はミドルキックが硬いんですけど、そんな感じじゃないかと思ってます。 

 今回は重点的に練習してきたパンチで行きます。まずは羅紗陀選手に勝って、次にWBCへの挑戦して勝ちたいと思っています。全部を出します。 
   
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羅紗陀(元WBCムエタイ日本フェザー・ライト級王者)キング所属 
『コメント』   
 復帰戦は大変だよと周りからは言われてましたが、意外に地に足が着いた感じで落ち着いてできました。動きは自分なりによかったし、フェイントからの肘を当てて、それを確認してから連打へ行くことができました。 

 今回も調子が良くて練習はガンガンやってます。相手はパンチが上手い選手なので、パンチをもらわなければいけると思います。テクニックがあるなあと思いますが、自分は結構目が良いと思うので、熱くなっちゃうとカウンターをもらってしまうんですけど、落ち着いてやれば大丈夫だと思います。

 練習がうまくいってなかったり不安があると試合で熱くなってしまうことが多いですけど、今回はしっかり練習できているし大丈夫です。落ち着いて、行く時は行ってやりたいと思っています。 

 今年最初の一戦で、挑戦者決定戦なので、あのベルトはもともと自分のベルトだったし、勝って獲り返しに行って、早く世界へ行きたいです。今年は日本人でも、誰でも強い奴とやっていきたいと思っています。 
 
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【観戦記】

《1R》  
  ムエタイ式に構える羅紗陀選手に中嶋選手が得意のパンチから入って、右ローキックで先制。羅紗陀選手はハイキックを飛ばすが、中嶋選手は見切りが良く、ハイキックを交わして当てさせない動きをしていました。

 中嶋選手は右ローキックを当てていき、逆に羅紗陀選手が右ローキックを返してもカットする動きでした。

 中嶋選手のローキックが効き下がったように見えた羅紗陀選手だが、様子がおかしくなりつつありました。足にダメージがあったのか。

 中嶋選手は変わらずジャブから右ローキックで襲い、羅紗陀選手は足に力が入らない様子で、片足だけで戦っている様子で、そこで最初のダウンを取りました。 

 カウント8までレフリーが数えて、羅紗陀選手が立ち上がりましたが、羅紗陀陣営からタオルが舞い、中嶋選手のTKO勝ちとなりました。

 羅紗陀陣営は、羅紗陀選手を抱きかかえて退場となった。 

 この試合の勝利で4月13日(日)に開催される。WBCムエタイ日本フェザー級タイトル戦に出場が決まりました。 
 
皆様の応援をお願いいたします。 
 
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  (取材 広報事業部 神馬克之 

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