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奈良くるみさん「人間環境学部 スポーツ健康学科4年生」取材報告

開催日:
2013年12月 2日
開催地名:
大阪産業大学 本館9階 会議室

詳細

校友会より大学の名声を高めたことに対して感謝状と金一封の贈呈と取材を致しました 

 

 平成25年12月2日(月) 10時30分より大学会議室において、瀬島学長にも同席していただき、事務局より宮本事務局長と神馬広報副部長が贈呈式および取材を行いました。

 
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贈呈式 校友会の説明をする宮本事務局長 
 

『取材記事』 

一試合・一試合を大切に     あきらめたら終わりです  

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 奈良くるみさんにとって2013年は最高のシーズンになった。全米オープンで2回戦まで勝ち上がり、初めてグランドスラム(世界4大大会)でベスト32入りを果たしたのだ。3戦では、第9シードのエレナ・ヤンコビッチ選手に4-6,6-7(7)で敗れたが、この活躍でランキングトップ100位内に躍り出た(最高位は70位)。続くHPオープンでは準々決勝でポロナ・ヘルツォグを破り、ツアー大会で初のベスト4に進出した。『ヤンコビッチ選手が『いいプレーだった』と言ってくれたんです。うれしかったです。強くなったのは「体がしっかりして、パワーがついてきたから」だという。「たとえ悪いコンディションでも頑張れる」ほどだ。大柄な外国人選手と対等に打ち合える体力や筋力は、日々の練習のたまもの。東京のナショナルトレーニングセンターを拠点に、男子学生との打ち合いなど一日4時間の練習と、走り込みなどのトレーニングを黙々とこなしている。だんだんとフットワークが良くなり、スイングスピードも早くなってきた。地道な努力が、ここにきて花開いた。

 大阪産業大学附属中学・高校・大学と進んだが、テニス一色の生活で、あまり学校に通えなかった。先生や友達がサポートしてくれました。感謝しています」。楽しかったのはインターハイで、「テニスは個人スポーツですが、団体戦ではチーム全体で頑張れたので特に楽しかった。当時の友達とはめったに会えなくなったけれど、メールでやりとりしています」。

 兵庫県川西市出身。両親の趣味がテニスで、3歳でテニスを始めた。ジュニア時代から、トントン拍子で勝利を重ねた。勝つことが楽しくて、小学生のころからプロを目指し、2009年、高校2年でプロになった。ところが、プロになったら負けることの方が多くなった。それでも、シーズンは1年間という長いスパンで、大会が目白押し。プロは毎日が勝負だ。落ち込んでいる暇はない。「負け続いていても、トレーニングをしながら気持ちを上げていくようにしました。前向きに、ツアー全体をしっかり楽しむことを心がけています」という。「負けても勝っても、目の前の一試合に向けて、やるべきことをやりきる。それが次につながります」。

 奈良さんのテニスに臨む姿勢―それはそのまま後輩たちへのメッセージでもある。スポーツでも勉強でも就活でも、ひたむきな心が自分を育てていく。「どんな時も、自分にで きることをしっかりやると、充実した時間を送ることができます。一日一日を大切にやっていくことが大事だと思います。

 

 取材後、1月18日には、全豪オープンではベスト16まであと一歩で、世界ランキング64位となり日本女子勢でトップとなった。

 また、2月23日には、リオデジャネイロで行われた女子テニスツアーのリオ・オープン女子決勝で第1シードのクララ・ザコパロバ(チェコ共和国)選手を6-1、4-6、6-1のフルセットで下し、WTAツアー初優勝を飾った。

 WTAツアーより、2月の最優秀選手に選ばれた。

取材:神馬克之

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