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井上 猛さん(S53年度 工学部 土木工学科卒)のご紹介

開催日:
2016年3月 7日
開催地名:
兵庫県手延素麺協同組合
開催住所:
兵庫県たつの市龍野町富永219番地の2

詳細

 

『若き理事長 思い切った戦略』

~判断力・行動力・最強の運~

 

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「兵庫県手延素麺協同組合」

(揖保乃糸)

理事長

「日本手延素麺協同組合連合会」

理事長

井上 猛 さん

S53年度

工学部

 土木工学科卒

 

29歳で家業の素麺生産農家を継いだ井上さんは

素麺の生産・販売を通じて産業の振興に尽くされ

平成25年秋の藍綬褒章を受章されました。

 

 
大学時代
 

昭和47年、田中内閣が日本列島改造論を打ち出し、これからは建設業界の時代が来るだろうと思い、工学部土木工学科を選びました。産大と近大を受験しましたが、近大とは縁がなく、産大で大学生活をスタートすることに。

当時、たつの市の自宅から大学まで、通学するには約3時間半かかり、クラブ活動(高校時代は柔道部)は出来ませんでしたが、遊びたい時は、途中大阪や神戸で遊び、4年間大して苦にもせず通学したものでした。そして、その途中で目にする社会人や自分と同年代の本当に色々な人を観察したこと ― これがその後の人生で「人を観察する力」に繋がっていると思います。

家業について
 

実家は素麺生産農家で、大学時代は授業が終わるとすぐに家に戻り、家業を手伝いました。特に春休みなどの長期休暇には毎日のように手伝っていましたが、その時は家業を継ぐつもりはありませんでした。大学も終盤の就職活動に入る頃、一時は公務員も考え、警察官採用試験で合格をもらいましたが、本当に警察官になりたいのか、自分でも分からなくなり、結局、父の知人の紹介で、井上組という建設会社に就職。6年半勤めました。

時代が中曽根内閣へと移り、建設業界の景気も徐々に落ちてきた時、これからは設備投資も減少してくるだろうと思い、家業の素麺生産へ転身する決心をしました。兄は商工会で頑張っていましたので、自分が父の跡を継ごうと思ったのです。29歳の時でした。

兵庫県手延素麺協同組合理事長として
 

家業を継いでから13~14年の間、ひたすら生産に励みました。組合では直営工場が建設され、揖保乃糸商品の全国的なシェアも広がったおり、組合の役員をしていた父の影響もあり、平成13年、兵庫県手延素麺協同組合生産委員長の役を頂きました。その半年後、前理事長が他界され、44歳で新理事長に就任。

世間では、理事長と言えば高齢の方が多いようですが、私は若さゆえに色々な提案をし、実行してきました。まず変化する食品業界の将来を見据え、安全安心な商品提供のため、素麺の品質の一元管理システムを構築しました。それに伴い、①袋詰め工場の増設、②倉庫を自動ラック式、③総合研究所(新商品開発・品質管理部などが入る建物)の建設、更に大神神社(素麺神社)の改修も行いました。

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今後について
  今年5月に「全国そうめんサミット2016~未来へ発信 in たつの~」を開催します。全国の乾めん産地が、たつの市に集結し、各産地の行政と乾めんメーカーとが一体となり、乾めんのもつ特長や魅力・美味しさをPRし、食を味わって頂くイベントです。そうめんだけではなく、うどんやそばもあり、早食い競争など盛りだくさんで楽しいイベントにしたいと思っております。
産大生へのメッセージ
  大学に入って、「自分自身が何を学びたいのか」はっきり目標を持つこと。そして4年かけてその目標に向かって努力し、社会に出るための道しるべを作り上げることが大切だと思います。
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◆「全国そうめんサミット2016」詳しくはこちら→

http://www.ibonoito.or.jp/soumen-summit/

 

取材・記事 : 広報事業部 神馬 克之

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