スポーツ健康学科卒で中学の教師をしている中嶋平八君（リングネーム）が、

平成30年10月28日（日）「Hoost Cup」で日本ライト級王者のタイトルを奪取するべく挑んだ。

中嶋君はボクシングテクニックとヒジ打ちを武器にNJKFフェザー級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座、ISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王座と次々にタイトルを獲得して3本のチャンピオンベルトを保有する強豪である。

1R初盤から中嶋君はプレッシャーをかけ、クリーンヒットが目立っていたが、相手選手は若いだけにパワーもあり動きも鋭かった。しかし、中嶋君はテクニックで相手のヒットを許さず、技術的に上回っているように思えた。ただ、以前の足の怪我が完治していないのかキックが少なく感じられた。

3Rに入り、相手選手のストレートがヒットした時には、年齢的な体力の差かと思いきや、激しい打ち合いの中で中嶋君は1Rから衰えないテクニックによる右フックでダウンを奪い、相手選手は立ち上がれないダメージによりTKO勝利となり新王者となった。