OB紹介
ホーム > OB・OG紹介 > 亀岡 正直さん (S58年度 工学部 機械工学科卒) のご紹介

亀岡 正直さん (S58年度 工学部 機械工学科卒) のご紹介

『相手の立場に立ってお互いが納得のいく製品を』

をモットーに、福祉用具のレンタル業以外にアイデア製品の開発に精進しています

 

IMG_3929 -2 編集済.JPG

 

「トータス介助ホーム」

~福祉用具(介護用ベッド、車いす、支持杖等)

レンタル業、アイデア製品開発~

社長

亀岡 正直 さん

S58年度

工学部 機械工学科卒

 

今回は昭和59年3月に工学部機械工学科を卒業されました

亀岡 正直(かめおか まさなお)さんをご紹介します。

 

 
大学時代の思い出
   
 

 両親から学費を出して貰っていたが、生活費や趣味のパソコン購入費等は自らが稼がなくてはいけなかった為、アルバイトに専念しすぎた結果、留年を余儀なくされてしまいました。アルバイトで購入した当時最新型の PC-8801 (16 ビット) で独学にて BASIC言語でディスプレイ上に図面(現在のCAD類似図面)を作成し、5回生(1984年当時、CADは未だ一般的に認知されていなかった)の卒論で歯車のインボリュート曲線を立体的にディスプレイ表示した 3D による大小の歯車の噛み合わせ図をアニメ化で発表しました。

   
職歴
   
 

昭和 59年 4月 ノーリツ鋼機(当時は日本唯一の写真処理機器メーカー・本社和歌山市内)の

        機械設計課に入社

平成 18年 4月 和歌山市内にある建設会社の設計部のCAD図面担当者として就職する。

平成 20年 4月 和歌山市内にある食品機械製造会社のCAD図面担当者として就職する。

平成 22年 4月 和歌山市内にある介護保険関連企業の福祉用具レンタル業主任として就職する。

平成 29年 4月 福祉用具レンタル業「トータス介助ホーム合同会社」を設立して現在に至る。

   
趣味
   
 

・便利グッズの発明作成

(今までに 8件の特許を取得し、その中のケア・ライト(写真1、写真2)は世界初の白色LEDを使用

 した製品であり、今まで16,000台を製造販売しています)

・JAZZトロンボーンの演奏(セッションをYouTubeにUPしています)

・他に絵画、写真、天体観測等があります。

   
2 -編集済.JPG3 - 編集済.JPG  

写真1                        写真2

ケア・ライト作成の経緯
 

 ノーリツ鋼機就労当時の33歳の折、長時間就労からの疲労が祟って脳炎を発症し、和歌山県立医科大学付属病院に救急搬送され、2週間後、心肺並びに脳波の停止症状に至るも、和歌山医大初の人工心肺装置による特殊治療をもって奇跡的に4時間半後に生還しました。

その後約1年間もの入院治療によって仕事に復帰する事が出来、順調な生活に戻る。

 しかし、7年後に今度は腰椎ヘルニアを発症して、和歌山労災病院に入院となり施術を受けて3ヶ月の入院加療を強いられました。

 この入院期間中、お世話になった看護師さんや医師達に何か恩返しのまねごとでも出来ないかと思い、「仕事上この様な物があればよいのに」と思う様な便利グッズはないかと要望を聴取して回る事で、治療機器や介助機器における装備機材についての要望が出され、8品目の機材を設計し、その内の 2品目が実際に和歌山労災病院内の機器に装備されました。又、ある看護師から「深夜巡回検診でカルテ記載時に使用する小型で落としても壊れない照明器具があればよいのに」との要望から携帯の筆記用ライトの作成に取り組み、試行錯誤の結果、2003年冬に白色 LEDが発表された事を受け、直ぐさま同LEDを購入してケア・ライト(写真3)を完成させ、和歌山労災病院に 5台贈呈しました

ケアライト3 編集済.jpg

写真 3

現在の仕事について
   
 

(楽しいところ)

企業に於ける設計開発担当であれば、その会社の一歯車としての働きであり、自らが発案して新しい製品を作り出したとしても企業が開発した新製品となってしまって達成感が感じられず、発明家としての喜びが少なかった。しかし、介護関係の仕事は利用者様が困っておられるところに直接アプローチ出来るので結果として喜ばれている姿がリアルに確認する事が出来、それが生き甲斐と楽しさに繋がっています。

(面白いところ)

これまで勤務した会社では、上司とのコミュニケーションがうまくいかず、良い製品を思いつき、開発しようとしてもそれが認めて貰えない事が往々にしてありましたが、独立した事で自分がやりたいと思い立ったら直ぐに設計開発から製品作成まで取り組むことが出来るところです。小さな会社ですが利用者様や一個人客様のご意見を聞かせて頂いて、福祉用具の提供や新製品の開発等に役立てて、更に良いサービスや商品を提供出来る事です。

(遣り甲斐)

特に福祉用具レンタル業に限らずどの様な仕事でもそうだと思いますが、長く仕事を続ける為には「無理せずにがんばる」という事が大切かと思っております。

それによって遣り甲斐も生まれ仕事を楽しく続けて行けると思ってます。

   
今後の展開
   
 

福祉用具レンタル業として多くの利用者様に喜んで頂ける会社を目指しています。

医療担当者用筆記用ライトの「ケア・ライト」は、出来ればより小型化を目指したモデルチェンジ品を作成したいと思っています。

   
後輩の学生達に一言
   
 

学生生活という長くて短い人生の一期間に於いて、何か(勉強や職業、それ以外に趣味や娯楽等何でも)一つ興味を引かれた物を見つけ出し、それに一生を通して試行錯誤を重ね、結果的にそこから何かを見つけ出せたとすればすばらしい人生だったと言えるのではないかと思っています。

   
大学や校友会に臨むこと
   
 

 平成31年2月、和歌山支部総会に初参加出来、又この様な取材を受けさせて頂いた機会を通して、今後も校友会員の皆様方とFacebookやその他のメディアで繋がる事で、更に友好の輪を広げていきたいと思います。

 校友会員の中で和歌山市内に実家がある人やその近郊にご親戚がある方で、介護が必要な時は是非とも「トータス介助ホーム合同会社」の福祉用具レンタル・販売にご一報頂ければ幸いです。

 最後に恩師や学友、校友会会員のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

 

 

これからも亀岡 正直様の益々のご活躍をお祈りいたします。

 

 

レポーター 広報事業部 鳥見本 剛

ぺージの先頭へ戻る