- 開催日:
- 2014年12月27日
- 開催地名:
- 名古屋国際会議場イベントホール
- 開催住所:
- 名古屋市熱田区熱田西町1番1号

◆名古屋年末格闘技の祭典◆
◆「Hoost Cup」報告◆
◆中嶋平八(スポーツ健康学科4回生)惜しくも敗退◆
日 時 : | 平成26年12月27日(土) |
14時開場 15時開始 | |
場 所 : | 名古屋国際会議場イベントホール |
名古屋市熱田区熱田西町1番1号 |
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平成26年12月27日(土)15時からHoost Cup ・ FOREVER ~キックよ、永遠に!~が開催された。中嶋平八はセミファイナルで登場し、タイ国籍の強豪マキ・ピンサヤーム選手と対戦した。 |
◆ マキ・ピンサヤーム 紹介 ◆ |
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真樹ジムAICHI所属 MA日本Sフェザー級王者 元ルンピニースタジアム2冠王 生年月日:1980年5月27日(34歳) 出身地:タイ国スリン 身長:162㎝ 構え:オーソドックス 得意技:パンチ、キック 戦績:112戦88勝12敗12分 |
【コメント】 日本人キラーVS野武士の異色対決が実現する。MA日本キック史上初のタイ人王者となったマキ・ピンサヤームは現在1引き分けを挟んで7連勝中。ホーストカップでは、”倒すムエタイ”に開眼し、池上孝二からは右フックでダウンを奪って判定勝ち。KING皇兵にはハイキックで1RKO勝利を収めている。34歳と年齢的にはベテランの域ながら、なぜこんなに強いのか。その秘密はキャリアを重ねるごとに増えているという練習量に隠されている。今夜はピンサヤームが最も得意とするムエタイルールであるのに加え、適正体重といえる59㎏契約での一戦。中嶋サイドからムエタイルールでの一戦を希望してきたことに、ピンサヤームは『中嶋もいい度胸をしているね。俺が持っているすべての技を使ってムエタイの恐ろしさを味合わせてやる』と不敵な笑みを浮かべる。 |
◆ 中嶋平八 紹介 ◆ |
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誠至会所属 WBCムエタイ日本統一Sフェザー級王者 ISKA世界ムエタイスSフェザー級王者 元NJKFフェザー級王者 生年月日:1986年8月4日(28歳) 出身地:大阪府 身長:167㎝ 構え:オーソドックス 得意技:パンチ 戦績:22戦16勝5敗1分 |
【コメント】 |
一方、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者の中嶋平八は、NJKFの関西エースといえる実力者だ。国際戦の経験も豊富で、昨年9月には地元大阪でマシュー・ツゥ(英国)を判定で破り、ISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王座を奪取した。日本人キラーにあえてムエタイルールでの勝負を挑んだのも、それだけの自信があってのことだろう。野武士のようなルックスの中嶋の顔面が肘によるカットで鮮血に染まるのか。それとも、師と仰ぐタイ人トレーナーから秘策を授かった中嶋が日本人キラー超を果たすのか。スリリングでテクニカルな攻防に期待したい。 |
◆ 観 戦 記 ◆ |
◆1ラウンド |
両者勢い良くリングに向かった。キック、パンチの応酬があるものの、第1ラウンドはお互い様子を見ているようだった。 |
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◆2ラウンド |
ピンサヤームのキック、ハイキックなど多彩なキックの連打で中嶋の足が少し赤くはれ上がった様子だったが、中嶋はパンチで応酬。2分過ぎ、ピンサヤームが中嶋に肘カウンターを浴びせ、中嶋も察知はしたがかわしきれず、右頬が切れ流血した。ピンサヤームは、流血した中嶋に対しキック、パンチの攻撃。中嶋は流血を気にしながらもピンサヤームのパンチをかわすなどして第2ラウンドが終了した。 |
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◆3ラウンド(最終ラウンド) |
最終ラウンドであり、ポイントを少しでも稼ぐため、お互いにキック、ローキック、ボディー、カウンター狙いのパンチなど打ち合いがあり、熾烈な戦いとなった。しかし、中嶋の右頬の流血が尾を引き、パンチにも力強さがなく、次第にピンサヤームのペースとなった。残り1分は、ガードもせずお互いがキック及びパンチの応酬で終了した。ピンサヤームは評判通りの強豪だった。 |
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◆判定結果 |
第1審判 30対29でキム 第2審判30対29でキム 第3審判30対29でキム マキ・ピンサヤーム対中嶋は3対0でピンサヤームの完全勝利で終了した。 結果を聞いた中嶋は、うな垂れながらリングを降りた。 |
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次回の試合を期待して、皆様の応援をよろしくお願い致します。 |
取材・記事 : 広報事業部 神馬 克之 |