- 開催日:
- 2014年11月28日

第13回世界空手道選手権大会優勝
松原美咲さん インタビュー
『相手には気迫で負けない』
スポーツ健康学科1回生松原美咲さんが、昨年10月17~19日に行われた『船越義珍杯第13回世界空手道選手権大会』において、個人戦19~21歳女子 形の部で優勝されました。 大阪産業大学校友会は、松原さんの功績を祝して御祝金を贈呈するとともに松原さんに空手道に対しての思いをお聞きしました。 |
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神馬:まず生い立ちから聞かせて下さい。 松原:生まれは大東市、それから深野中学校、大阪産業大学附属高等学校へ進みました。 神馬:空手を始めたきっかけは? 松原:母が私に空手をやらせたかった、道着を着せたかった、ただそれだけの理由で連れていかれました。なので、初めは嫌で仕方なかった。友達何人かと一緒に行き、いやいや練習して帰ってくるという感じで… 神馬:それはいつごろですか? 松原:幼稚園の年長の終わりごろです。初めて試合に出たのは小3です。 神馬:その時の成績は? 松原:大阪大会の小3の部で3位でした。このことがきっかけで空手が楽しくなりました。 神馬:今は楽しい? 松原:空手を通じて周りの人との交わりが、みなさんすごく良い人ばかりなので、楽しいです。 |
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神馬:道場はどちらですか? 松原:大東市の岩渕道場です。 神馬:小3以降はどうでしたか? 松原:小4で初めて全国大会に出場し、優勝しました。それから本気になりました。小5の時はだめでしたが、小6・中1・中2・中3と高3でも全国大会で優勝しました。 神馬:空手には組手と形がありますが? 松原:小4は組手、小6~高校までは形ですが、中2と高2の時は組手でも3位になりました。 神馬:座右の銘というか、何か心に留めていることがあればお聞かせ下さい。 松原:座右の銘は特にありませんが、試合では相手に気迫で負けない、というのはあります。今までパワーで勝負してきたので、これからもそのまま気迫でがんばります。 神馬:ここまで達成できた理由は何かありますか? 松原:練習かな?小学校の時は、火・木・土の夜6~10時まで練習しました。全国大会が夏休みにあるので、その期間は朝練が10~12時までと夜の練習がありました。朝練は試合に出る強化選手だけの練習だったので、ここで一番成長できたかなと思います。 神馬:世界大会についてお聞かせください。 松原:初めて世界大会に出たのは、小5(ジュニアの部)で3位でした。場所はオーストラリアのシドニーです。今回は19~21歳の部に出場しました。自分は今19歳で枠の中では一番若いので、一番体が動いたと思います。 |
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神馬:今後の目標は? 松原:自分の最終目標は、世界大会一般の部(21歳以上)の形、組手で優勝することです。 神馬:それにはご両親の支えは大きいのでは? 松原:はい。(今このような結果を残せるとは)誰も思ってなかったと思います。空手が嫌で本当にやめるところまでいったこともありますから。 神馬:それでも乗り越えられたのは? 松原:やはり「試合で結果を残せた」ということです。 神馬:最後に空手を通じて一番大切にしていることなどあればお願いします。 松原:両親や周りの人の支えがあるから、自分は今やりたいことができるので、感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張りたいと思います。 神馬:今日はありがとうございました。今後のご検討を祈念いたします。 |
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![]() 第13回世界空手道選手権大会優勝
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大東市報 「だいとう」 平成27年1月号掲載記事 |
インタビュー・記事 : 広報事業部 神馬 克之 |