- 開催日:
- 2015年11月28日
- 開催地名:
- ツインリンクもてぎ
「新エネルギービークルEne-1GP茂木大会」報告
大学のプロジェクト共育のひとつ「新エネルギービークルプロジェクト」がEne-1GP茂木大会に参加し、ドライバーを務める現役学生の林君(工学部機械工学科4回生)よりその報告がありました。 |
11月28日(土)ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で行われたEne-1GP茂木大会に参加しました。3年間連続でドライバーを務めてきましたが、これが大学生活最後の大会です。 |
昨年の大会は、大雨の影響で走行が困難な中、総合三位という結果を残すことができたので、今大会はさらにメンバー全員、気合が入っていました。当日は天候に恵まれ、万全の状態で臨むことができました。 |
午前中に行われた予選タイムアタック(サーキットのコース1周のタイムを競う)では、スタートからの加速があまり良くなく、22番手の結果となりました。しかし、昨年と違い天候が良かったので、現ポジションからの巻き返しも十分可能と考え、諦めてはいませんでした。 そして午後から行われた本選の90分耐久レース(90分間でサーキットを何周回ることができるかを競う)。夏の鈴鹿と違い、数十台の車両がホームストレートに並び、一斉にスタートするので、ハンドルを握る手にも自然と力がはいります。 カウントが終わり、いよいよスタート。立ち上がりの加速に時間がかかり、序盤は思うような走行が出来ませんでしたが、周回を重ねる毎に速度が乗ると、電池の使用量も安定し始め、想定していたペースで走れるようになりました。 残り時間わずかとなった時点で、電池残量がギリギリだったため、あと一周行くか、現周回で走行を終わらせるか迷いましたが、メンバーの後押しもあり、また後悔を残したくなかったので、そのまま加速を続けました。最終的に電池容量の限界まで走りきることができたので、あとは結果を待つのみです。 |
結果は、KV-2部門総合4位で大会を終えました。僅差で表彰台を逃し悔しさは残りますが、諦めずに最後まで走りきることができた達成感と大学生活で得たこの貴重な体験を胸に次のステップに進みたいと思います。 |
記事・写真 : 林 洋光(工学部機械工学科4回生) |