日本拳法部の女子拳士 開髙千尋(かいこう ちひろ)さん
~2025年3月 スポーツ健康学部卒
つながりを紡ぐ、やさしい力

在学中の2024年7月、西日本学生拳法の初段1級の部で準優勝。卒業後は、拳聖会(大阪産業大学日本拳法部OB会)に在籍し、2025年8月の全国都道府県対抗日本拳法大会(大阪代表)に出場し優勝。
そんな開髙さんにインタビューをお願いしました。
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私が日本拳法を始めたのは大学に入学してからです。福井の高校ではレスリングをやっていましたが、大学の武道系クラブをいろいろ見学して、「これだ!!」と思い、実践的な武道の日本拳法部に入部しました。
入部したころは男子部員だけで女子部員の練習相手がいなかったので、顧問の川添伸昭先生と監督の髙原義正先生からご指導を受けました。練習不足を補うため、髙原先生には毎日のように夜10時頃まで練習に付き合っていただきました。他大学との練習試合や道場での合同練習を通じて多くの方と交流することができ、幅広い人間関係を築くことができました。
大学の4年間、日本拳法を続けることができたのは、川添先生と髙原先生のあたたかい見守りと声掛けがあったおかげです。
卒業後は、大阪市内にある健康経営優良法人2022年に認定された「株式会社中川製作所(社会インフラ部品を扱う人々の生活に直結する製品を生産している企業、サステナビリティにも注力)」で、ここでも女性初の機械オペレーターを目指し、人々の思いを繋げ、社会に広がる影響力のある活動を続けています。


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監督の髙原先生から見た開髙さんとは
心がほどける存在
「練習中の厳しい顔つきとはガラッと変わり、だれもが開髙さんにお願いごとをされると”開髙の頼みやからね~”となってしまう…頼み上手な性格。人徳とでもいうのでしょうか、自然体ですね。
とにかく相手を❝ほんわか❞とさせる得な性格です。」
開髙さんの笑顔ととても親しみやすいお人柄は、周りのみんなの心を繋いでいるようです。その語り口は穏やかで、聞く人の心にすっと入り込むようなやさしさがあります。
けれど、その内には、日本拳法で鍛えた一本の“拳”がまっすぐに通っています。拳は、ただ打つためのものではなく、守るためのもの。 開髙さんの“拳”は、人と人との間にやさしい風を通しながら、仲間との絆をしっかりと支えています。
■大阪産業大学日本拳法部のあゆみ
昭和44年6月18日 大阪産業大学日本拳法同志会設立
昭和47年5月23日 日本拳法部に昇格 設立者:吉野由喜男
昭和47年1月 1日 拳聖会(大阪産業大学日本拳法部OB会)設立
昭和59年4月 1日 大阪産業大学日本拳法部OB会「拳聖会」発足
令和7年9月現在 代表:坂田脩太 顧問:川添伸昭 監督:髙原義正 部員:21名
(出展:日本拳法の沿革、大阪産業大学Webページより)
■日本拳法まめ知識
日本拳法は、昭和7年(1932年)に 澤山宗家(さわやま むねおみ)氏が創始・考案した、関西大学を拠点とする日本の新興武道です。突き技・蹴り技・投げ技・関節技をかけ合せた総合格闘技です。実戦的格闘技ですが、防具を装着することで安全に行えます。












